仮想通貨リップル(XRP)の関連情報として見かけることがある「内外為替一元化コンソーシアム」とは何なのでしょうか?
その意味や目的、参加行などを紹介しています。
内外為替一元化コンソーシアムの意味は?SBIが主導
内外為替一元化コンソーシアムとは、国内の為替と外国為替を一元化して、24時間いつでもリアルタイムに送金できるインフラの構築を目標とするプロジェクトを進める組織のこと。
ブロックチェーンの分散台帳技術を活用して、利便性の高い送金インフラの構築を進めています。
主導しているのは、SBIホールディングス株式会社や、その子会社にあたるSBI Ripple Asia株式会社です。
内外為替一元化コンソーシアムでは、すでにリップル社のシステムを使用した送金実験が行われています。
海外送金を円滑にすることが注目されがちですが、国内送金をより便利にする狙いもあります。
従来、国内送金では全銀システムが使用されてきましたが、リップルのシステムを活用して、国内送金のコスト削減や24時間いつでも取引を行える環境を構築することが期待されているのです。
そうなると、ユーザーは小口の決済でも振込手数料などが格安になりますし、スマートホンを使用して24時間リアルタイムに銀行を介した取引ができるようになります。
もちろん課題もあって、リップルソリューションを利用していない金融機関に対する取引ができないことが挙げられます。
日本国内のリップルソリューション未対応の金融機関と取引する場合は、従来通り全銀システムを使用することになるのです。
内外為替一元化コンソーシアムに参加している金融機関は2017年7月時点で61になりました。
一覧を掲載します。
内外為替一元化コンソーシアムの参加行は61
- 株式会社青森銀行
- 株式会社秋田銀行
- 株式会社足利銀行
- 株式会社阿波銀行
- 株式会社イオン銀行
- 株式会社池田泉州銀行
- 株式会社伊予銀行
- 株式会社岩手銀行
- 株式会社愛媛銀行
- 株式会社大分銀行
- 株式会社沖縄銀行
- オリックス銀行株式会社
- 株式会社群馬銀行
- 株式会社京葉銀行
- 株式会社山陰合同銀行
- 株式会社滋賀銀行
- 株式会社四国銀行
- 株式会社七十七銀行
- 株式会社清水銀行
- 株式会社十六銀行
- 株式会社商工組合中央金庫
- 信金中央金庫
- 株式会社新生銀行
- 住信SBIネット銀行株式会社
- スルガ銀行株式会社
- 株式会社セブン銀行
- ソニー銀行株式会社
- 株式会社第四銀行
- 株式会社大和ネクスト銀行
- 株式会社千葉銀行
- 株式会社千葉興業銀行
- 株式会社中国銀行
- 株式会社筑波銀行
- 株式会社東京スター銀行
- 株式会社東邦銀行
- 株式会社東和銀行
- 株式会社栃木銀行
- 株式会社名古屋銀行
- 株式会社西日本シティ銀行
- 農林中央金庫
- 野村信託銀行株式会社
- 株式会社八十二銀行
- 株式会社百五銀行
- 株式会社広島銀行
- 株式会社福井銀行
- 株式会社北洋銀行
- 株式会社北陸銀行
- 株式会社みずほフィナンシャルグループ
- 株式会社みちのく銀行
- 三井住友信託銀行株式会社
- 株式会社三井住友銀行
- 株式会社三菱東京UFJ銀行
- 三菱UFJ信託銀行株式会社
- 株式会社武蔵野銀行
- 株式会社八千代銀行
- 株式会社山形銀行
- 株式会社山口銀行
- 株式会社ゆうちょ銀行
- 株式会社横浜銀行
- 株式会社りそな銀行
- 株式会社琉球銀行